ジャックの塔がある横浜開港記念会館は見学無料の観光スポット




神奈川県庁の周辺は、横浜の歴史を感じさせてくれるレトロでありながらおしゃれな建造物が多く見られる、おすすめの観光エリアです。

「横浜三塔」ということばを聞いたことがありますか。横浜三塔とは、神奈川県庁本庁舎と横浜税関、そして横浜開港記念会館の3つの建物にある「塔」のことです。それぞれ「キング」「クイーン」「ジャック」という愛称で呼ばれています。

ジャックと呼ばれる「横浜開港記念会館」は、3つのなかでもひときわ美しいデザインの建造物で、国の重要文化財に指定されています。見学には料金が発生するのでは、と思っている方も多そうですが、横浜開港記念会館の内部は無料で見学をすることができます。

横浜らしいレトロおしゃれな空間で、ちょっと優雅なひとときを楽しめる、大人向けの観光スポット「横浜開港記念会館」についてご案内します。





「横浜開港記念会館」の歴史




横浜開港記念会館は、1917年(大正6年)に横浜開港50周年を記念して建てられた、当時は「開港記念横浜会館」という名前の建物でした。しかしその数年後の1923年の関東大震災で建物内部は消失、屋根ドームもなくなってしまったそうです。

昭和に入ってから復旧工事がなされましたが、その時には屋根ドームは復元されませんでした。第二次世界大戦後は1958年までアメリカ軍に接収され「メモリアルホール」という名になりましたが、返還後に横浜市中区の公会堂となり、現在の「横浜開港記念会館」という名称になりました。

屋根ドームが復元され、とうとう大正時代の姿に戻ったのは1989年(平成元年)のことです。この年に横浜開港記念会館は国の重要文化財に指定されました。



実は観光施設ではない「横浜開港記念会館」




一見、観光スポットのようにしか見えない横浜開港記念会館ですが、現在でも位置づけは公会堂です。館内には300席近い大きな講堂や、少人数で利用出来る会議室などがあり、貸出しを行っています。人前式ならば結婚式もできるそうです。

横浜開港記念会館内を見学する時は、このような講堂や会議室を除くそのほかの観光見学用のスペースを歩いて見てまわることになります。

館内で講演会などを行っている時に訪れると、「なかに入っても良いのかな?」と躊躇してしまうかもしれませんが、大丈夫です。なかに入った右側には、ボランティアガイドさんたちがいらっしゃいます。詳しい説明を聞きながらまわりたい時には、ぜひガイドをお願いしてみましょう。



レトロおしゃれな空間にうっとり




館内に入ったら右側にある階段から、見学コースのある2階に上がります。2階に上がるとソファがある広間があり、その目の前の資料コーナーから2階をぐるりと歩いて、その先にある階段から1階に降りてこれるようになっています。



車いすで訪れた場合は、エレベーター専用の入口から入館し、1階と2階はエレベーター利用で行き来できます。それほど広い建物ではありませんが、トイレは多く、多目的トイレも1階2階両方にあります。



資料コーナー以外は、建物内の雰囲気を満喫するのが横浜開港記念会館の楽しみかたと言えるでしょう。大正時代を思わせるレトロおしゃれな空間は、まるで映画やドラマの世界にやってきたかのようです。窓から下を眺めると、今は珍しい中庭を発見できます。





黒船のステンドグラスは見逃せない!




横浜開港記念会館で見逃せないのが美しいステンドグラスです。2階から1階に降りてくる階段の途中にあります。

このステンドグラスのデザインの題材は「黒船ポーハタン号」です。1854年の「日米和親条約」の時に来航したペリーが旗艦とした船で、その後の1858年にはポーハタン号の船上で日米修好通商条約が調印されました。

このステンドグラスのオリジナルは関東大震災で焼失しました。今あるステンドグラスは1927年に再び制作されたものです。



横浜開港記念会館の見学可能時間と休館日




横浜開港記念会館の見学可能時間は、10時から16時までです。なお、全館貸し切りの場合は見学ができない時もあるそうです。

横浜開港記念会館の休館日は、毎月第4月曜日(祝日の時は翌日が休館)です。そのほか、12月29日から1月3日の年末年始も休館します。



横浜開港記念会館へのアクセス




横浜開港記念会館への一番簡単なアクセス方法は、みなとみらい線の日本大通り駅からのアクセスです。1番出口から地上に出た、斜め前に横浜開港記念会館があります。

JR関内駅からアクセスする場合は、関内駅の南口(下り方面の改札)の改札を利用します。道路越しの右側に横浜スタジアムを見ながらまっすぐ海方面に歩くと、角に横浜開港記念会館があります。ただ関内駅からは少し距離があり、徒歩10分ほどかかります。

横浜駅東口のバスターミナルやJR桜木町駅前のバスターミナルなどから、市営バスを利用してアクセスすることもできます。その場合は「本町1丁目」が一番近いバス停となります。

横浜駅からならば8系統や58系統、JR桜木町駅前からならば21系統や158系統など、いろいろな系統の市営バスが通っています。地理にくわしくない場合は、バスの運転士さんにたずねてから乗車してみてください。

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まとめ




ジャックの塔が見える外観も素敵ですが、レトロおしゃれ感抜群の建物内部も魅力的な横浜開港記念会館。通常の見学のほか、講堂や会議室も見ることが出来る一般公開を月に一度だけ行なっています。こちらも無料なので、ご興味があれば日程を確認して、ぜひトライしてみてください。

※記事の内容は、執筆・更新時の情報です。 




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