「横浜開港資料館」で日本の歴史の生き証人に出会う!





神奈川県庁本庁舎の向かい側にある施設は「横浜開港資料館」です。横浜開港の歴史に関する資料が展示されている小さな資料館ですが、歴史の教科書でおなじみの有名な絵に出てくる「木」がある場所として有名な観光スポットです。

展示室に入るには料金が必要ですが、中庭のベンチで休んだり、横浜らしいレトロな洋館への入館は無料です。横浜開港資料館は、日本の歴史の生き証人と言われる木を眺めながらのんびりできる、穴場の休憩スポットでもあります。





日米和親条約集結の地にある「横浜開港資料館」




歴史の教科書でおなじみなのはもちろん、テレビ番組などでも紹介されることがある有名な「ペリー提督横浜上陸の図」。日本に開国の交渉にやって来たペリー提督が横浜に上陸した時の光景を描いたものです。

1854年3月に日米和親条約は集結されました。横浜開港資料館があるところは、日米和親条約が集結された場所と言われており、横浜開港資料館の東門のそばには碑が建てられています。



海側にある正面入口のほか、東門と西門という3か所に敷地内への入口がある横浜開港資料館ですが、開門中は敷地内の通り抜けは自由にできます。朝の通勤時間帯には敷地内をちょっとした近道として利用する人たちも多く見られます。

横浜開港資料館の敷地内には、入場が有料の展示室や閲覧室が入る「新館」と、旧英国総領事館である「旧館」、そして「オージャルダンドゥペリー」という落ち着いた雰囲気のカフェがあります。



横浜開港に関する展示を楽しめる「展示室」




横浜開港資料館の新館の1階と2階にある「展示室」では、ペリー来航やその当時の日本や横浜の様子、そして開港後の横浜の様子などの資料の展示がされています。そのほかに企画展示室があり、昭和初期までの横浜に関する企画展示を行っています。

展示室はそれほど広くないので、あまり時間をかけることなくすべての展示資料を観てまわることができると思います。開国前に日本にどのくらいの数の外国船がやって来ていたかの図や、黒船「サスケハナ号」の模型など、当時の日本や横浜に関する興味深い展示が並んでいます。



日本の歴史の生き証人「たまくすの木」




横浜開港資料館の旧館と新館の間には、中庭が設けられています。この場所にある大きな木は「たまくすの木」(玉楠の木)と呼ばれる、歴史的にとても有名な木です。

この「たまくすの木」は、「ペリー提督横浜上陸の図」に描かれている木と言われています。しかし現在のたまくすの木は、絵に描かれた当時の木のままではありません。



たまくすの木は過去に2度、命を落とす危機に直面しました。1度目は1866年(慶応2年)の大火です。ほぼ焼失したたまくすの木ですが、英国総領事館の庭で新たに芽吹き復活、しかし1923年(大正12年)の関東大震災でまた焼失してしまいます。

幹の部分は焼失してしまったたまくすの木ですが、残っていた根の部分から芽吹いてまたもや復活しました。その後たまくすの木は、現在の地である、再建された英国総領事館の庭に移植されたそうです。



たまくすの木の周囲にはベンチが置かれています。中庭は誰でも利用できる無料スペースなので、関内や山下町エリアの観光途中にちょっと立ち寄って、たまくすの木を眺めながら休憩するのもおすすめです。



レトロおしゃれな雰囲気満点!「旧英国総領事館」






横浜開港資料館の敷地内にあるレトロな佇まいがおしゃれな洋館は、横浜開港資料館の旧館である「旧英国総領事館」です。1階の一部だけになりますが、無料で見学できます。



1931年(昭和6年)に建てられた、現在は横浜市の指定文化財である旧英国総領事館は、2007年(平成19年)には経済産業省の近代化産業遺産にも指定されたそうです。



神奈川県庁本庁舎の正面にある西門から横浜開港資料館の敷地内に入ると、旧英国総領事館の正面ドアがありますが、ここからはなかに入ることができません。



横浜の歴史を体感出来る旧英国総領事館へは、中庭に面して開いている入口から入ります。入った正面にある「記念ホール」は、英国総領事館時代に待合室として使われていた場所なのだそうです。椅子が数脚置かれており、休憩室として利用されています。



カフェ「オージャルダンドゥペリー」でひとやすみ




横浜開港資料館を訪れたら、東門にあるカフェ「オージャルダンドゥペリー」で食事やお茶を楽しみながら休憩するのもおすすめです。もちろん、横浜開港資料館を観光しなくても利用できます。

モーニングの時間帯から夕方まで営業しているオージャルダンドゥペリーは、ちょっとレトロな落ち着いた雰囲気のなかでゆっくり過ごすことができる、大人好みの小さなカフェです。

コーヒーやティーなどのドリンクには、お店自慢の焼き菓子を合わせて楽しむのもおすすめです。サンドイッチなどの食事メニューも充実しています。

「オージャルダンドゥペリー」- 横浜開港の地で楽しむモーニング



横浜開港資料館の基本情報とアクセス




横浜開港資料館の開館時間は、9時30分から17時まで。入館は16時30分までとなります。年に数回のみですが、19時まで開館している時があるようです。

休館日は月曜日ですが、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館となります。年末年始も休館となり、そのほか不定期で休館することもあります。

カフェ「オージャルダンドゥペリー」は、営業時間が若干異なり、9時から17時までです。お休みは横浜開港資料館と同じです。

横浜開港資料館の展示室を利用するには料金が必要です。利用料金は、一般200円・小中学生100円です。なお、毎週土曜日は高校生以下は料金が無料となります。



横浜開港資料館の最寄り駅は、みなとみらい線の日本大通り駅です。「3番出口」から地上に出たら、右斜め前にある横断歩道を渡りそのまま海に向かって歩くと、左側に横浜開港資料館の東門が見えてきます。3番出口からは2分ほどです。

横浜市営バス利用の場合は、横浜駅東口バスターミナル始発でJR桜木町駅前のバスターミナルにも停車する「26系統」がおすすめです。「大桟橋」のバス停が最寄りとなります。また、観光スポット周遊バス「あかいくつ」利用の際も「大桟橋」のバス停で下車します。

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まとめ




横浜の開港前後の歴史にそれほど興味がなくても、有名な「ペリー提督横浜上陸の図」に描かれている「たまくすの木」はぜひ見てみたいものです。敷地内でたまくすの木を見学するのは無料なので、横浜観光の際はぜひ立ち寄って、当時に想いをはせてみてください。

※記事の内容は、執筆・更新時の情報です。 




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