「日本郵船歴史博物館」で日本のクルーズ客船の歴史に触れてみよう




日本の海運業を代表する企業の1つ「日本郵船」。コンテナ船などの専用船だけでなく、かつては海外の地をめぐる豪華客船を運航していたことでも知られています。

そんな日本郵船の歴史を、歴史的建造物のなかにあるクラシックな空間で学ぶことができるのが「日本郵船歴史博物館」です。山下公園に係留保存されている「日本郵船氷川丸」とセットで見学してみるのもおすすめです。





日本郵船横浜支店内にある「日本郵船歴史博物館」




日本郵船歴史博物館があるのは、日本郵船の横浜支店がある建物の1階です。かつては1階もオフィスでしたが、博物館となるため改装されました。

日本郵船歴史博物館が入る建物は「横浜郵船ビル」といい、1936年(昭和11年)に建てられた、横浜の歴史的建造物の1つです。近くの建物のなかにあった日本郵船の歴史資料館が2003年にこの横浜郵船ビルに移転、その時に日本郵船歴史博物館という名称に変わりました。

横浜郵船ビルは、レトロな雰囲気を感じさせてくれる大きな西洋建築です。ギリシャ・コリント式の16本の列柱が建物の正面を飾る印象的な横浜郵船ビルは、横浜散策の途中に外から眺めるだけでも楽しめます。



レトロな空間で日本の海運業の歴史を学ぶ




日本郵船歴史博物館の内部は、落ち着いた重厚感ある空間です。エントランスを入ると正面に受付があるので、ここで料金を払って博物館のなかに入ります。

博物館の窓は天井からの大きなカーテンで覆われているので、館内は薄暗くおごそかな雰囲気です。板張りの床もレトロ感満点で、まるで海外の歴史ある博物館を訪れているような気分になります。



博物館内の手前側は常設展示となっています。見学ルートは右側から左側に進むようになっており、貴重な展示物を観ながら明治時代から現代までの日本の海運業の歴史・日本郵船の歴史を学ぶ事ができます。

常設展示の奥は企画展示のスペースです。期間限定でさまざまな興味深い特別展示を行っています。

博物館内の左はじには化粧室と、ティーコーナーという休憩室があります。ティーコーナーにはテーブルと椅子、飲み物の自販機が置かれています。



豪華客船の模型は日本郵船歴史博物館の最大の見どころ




日本郵船歴史博物館内には、昭和初期に就航した日本郵船の豪華客船の模型が展示されています。「浅間丸」「鎌倉丸」「氷川丸」といった豪華客船の大きな模型は博物館の中央付近に置かれており、日本郵船歴史博物館の大きな見どころです。

また、航路案内のパンフレットや船長のディナージャケット、ディナーの料理の復元など当時の客船に関する貴重な展示物も多く、クルーズ旅行に関心がある方にとってはとても興味深いセクションとなっています。

博物館の展示スペースの左奥には豪華客船のセクションとはまた別に「客船コーナー」が設けられています。こちらは日本郵船が関係する、現代のクルーズ客船のセクションです。

客船コーナーでは、クルーズ客船の魅力が解説されています。初代の「飛鳥」や、「飛鳥 ll」の前身となる豪華クルーズ客船「クリスタル・ハーモニー」の模型も展示されています。





ミュージアムショップも充実の「日本郵船歴史博物館」




博物館のエントランスを入った左側にはミュージアムショップがあります。ミュージアムショップは博物館内に入る受付の手前にあるので、入館料金の必要なく利用出来ます。

日本郵船歴史博物館のミュージアムショップには、他では手に入れることが出来ないグッズなど、珍しい商品がたくさん揃っています。絵葉書やクリアファイルなど、手軽な価格のものも多いので、横浜のお土産にもおすすめです。

日本郵船歴史博物館のミュージアムショップでは、氷川丸で提供されていた名物のドライカリーのレトルトを購入することもできます。当時の豪華客船で食されていた伝説の味はお土産に最適です。



「日本郵船歴史博物館」の基本情報とアクセス情報




日本郵船歴史博物館の入館料金は、一般400円・中高生とシニア250円・小学生は無料です。日本郵船氷川丸とのお得なセット券も販売されています。セット券ならば、一般500円・中高生とシニアは300円です。

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日本郵船歴史博物館の営業時間は10時から17時まで。入館は16時30分までとなります。休館日は月曜日ですが、月曜が祝日の場合は営業し、翌平日がお休みとなります。そのほか、年末年始の休館と、臨時休館があります。

日本郵船歴史博物館の最寄り駅は、みなとみらい線の馬車道駅です。「6番 赤レンガ倉庫口」から地上に出て、4本目の通りを右に曲がるとすぐ建物が見えます。出口からは徒歩2、3分でアクセスできます。

「6番 赤レンガ倉庫口」は階段のみの出口です。階段が辛い場合はエスカレーターのある「4番 万国橋口」から地上に出て、横断歩道で向かい側に渡るのがおすすめです。

横浜駅周辺やみなとみらいエリアにいる場合は、横浜駅東口やJR桜木町駅前から横浜市営バスを利用するのもおすすめです。26系統を利用して「警察本部前」で下車するのが良いでしょう。

日本郵船氷川丸とのセット券を購入した場合は、この26系統を利用し「山下公園前」までアクセスするのがおすすめです。徒歩でもアクセスできますが、日本郵船歴史博物館からは15分ほどかかります。なお26系統のバス時刻表は博物館内に置かれています。

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まとめ




横浜の歴史的建築物のなかで、日本の海運業の歴史について学べる「日本郵船歴史博物館」。海運業自体に興味がなくても、昭和初期の豪華客船やクルーズ客船のセクションは一見の価値があると思います。コンサートや子供向けイベントなども開催しているので、そのような機会に訪れてみるのもおすすめです。




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